“木のたまごコロロ”の缶詰
木のたまごコロロ”を樹種毎に缶詰にしました、使用した樹木は全部で80種類。
大きさ・形・模様・重さ・音・香りとも、同じものが二つとない世界に無二の「木のたまごの缶詰」です。
ヒノキやスギなどの針葉樹に比べ、一般的に広葉樹は“木の香り”は薄くわかりにくいのですが、缶を開けた瞬間はその木特有の香りをお楽しみいただけます。
缶詰にする事で、木材特有の狂い(割れ・捩れ・反り)を抑え、且つカビ等雑菌の発生も有りません。大手製缶メーカーでの検証実験及び6年間の実証期間を経て確認済みです。1缶に入っている木のたまごは20〜30個で全て同じ樹種です。全て揃えると80種類の樹木の、色んな違いも手にとって実感できます。
缶詰の製作や原材料である希少な樹木の採取には、地域の大学や博物館関係者等多くの方達に協力を頂きました。缶詰の上部には、地域のたくさんの高校生がデザインした樹木ごとのイラストが描かれ、裏面には樹木の説明文が書かれています。プラ蓋をした状態で保管すれば、香りも持続します。
いわての街や森に生きる樹木(デジタル樹木図鑑)
“木のたまごコロロ”の缶詰「いわての森の恵み缶」の原材料である、80種類の樹木を掲載した、B6版のデジタル樹木図鑑です。小学校1年生〜のお子さんの利用を想定し、全ての漢字にはルピをふり読みやすくしています。一般的な樹木図鑑同様に葉っぱの特徴を中心に、樹形全体・樹皮・花・果実等、できるだけ多くの情報を掲載して、樹種の特定に役立つよう作られています。図鑑の執筆・監修・は、多くの樹木図鑑を手がけている樹木図鑑作家の“林将之”氏。掲載されている画像も、所有しているスキャン画像を使用しており、掲載数は80種類ですが内容は本格的な図鑑に引けを取りません。図鑑の校正作業含め、地域の方々の協力を賜り完成した図鑑です
岩手県内で実際に生育を確認できた樹木、自生種や植栽種の区別なく、果樹の様に身近で目にするものや、名前も聞いた事が無い様な樹木まで多岐にわたっています。寒い地域に分布する樹木だけでなく、日本国内の多くの地域で見られるメジャーな樹木も掲載されています。
缶詰を手にした方達が、缶詰の原材料の生きている樹木を見つけ状態を観察する際の、樹木ウオッチングの際に役立つツールです。
「木のたまご缶詰」での使用&「デジタル樹木図鑑」掲載の80樹種
イラストをクリックすると拡大表示されます。