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お知らせ

岩泉町での活動報告(2017年6月)

掲載日:2017年7月24日

岩手県岩泉町での森林整備活動6月実施分の報告です。

岩泉町へは、作業中の集材や帰りの木材の運搬のためにトラックで向かっているのですが、今回そのトラックにトラブルが発生してしまいました。
ダブル四駆で力があるトラックなのですが、岩手県に入り花巻市あたりからシフトチェンジをしても力が出ず、調子が悪い走りが続いていましたが、盛岡市内に入る直前についにリタイアとなりました。

どうにもならずレッカー車を手配し、再び岩泉町に向かうことになったのが19時過ぎ。幸い、活動直前に加入した任意保険に付帯しているロードサービスの対象トラブルだったため、そこからはタクシーを利用して岩泉町まで移動しました。トラックは、クラッチパーツを交換し復活も、大きな出費になりました。

翌日から作業を開始しました。
前回訪れた時よりも山の木々に葉がつき、下草も伸びていたので、まずは複数箇所の土場と作業道の草刈りからスタート。

10月からホダ木搬出を行います。その集材経路確保が必要であり、作業の段取りを決めるために幾つかの検証を実施しました。
検証の一つが「斜面の傾斜を利用して、できるだけ簡単にそして効率よく丸太を集材」という試みです。

斜面上の立木を何本か伐採して玉伐りした後、ウッドキャップを被せて人力で引っ張る方法を試してみましたが、大きな問題が2つありました。

1つ目は、広葉樹林での伐採は「掛かり木」になる確率が多いこと。「掛かり木」は、伐採した木が予期せぬ方向に倒れかかってしまい、木の先端が地上まで落ちてこない状態のことです。出荷用のコナラは樹皮に傷を付けないように集めなければいけないため、集材作業とトラックへの積み込み作業の時に、効率だけでなく木を傷つけないための工夫が必要になります。

2つ目は、6kgあるウッドキャップを抱えて斜面を登るのがかなり重労働なこと。

今回は、斜面の途中までの立木を全て伐採し、その集材をさまざまな形で試しました。
他にも集材の際には土場の地形を利用してトラックを活用した集材も試みました。

伐採した木の中には直径40cmを超える大きな天然のアカマツとクリがあり、幼保施設から注文をいただいている可動棚用の材料として持ち帰ってきました。製材後、水中貯木し乾燥後使用する予定です。

また、出荷用のホダ木を集材するために、1km前後の作業道を数カ所新設しなければいけない状況で、その資金手当も考える必要があります。
10月までの残り3ヶ月、最低でも5,000本以上のホダ木を出荷できるよう、やらなければいけない作業がまだまだたくさんあります。

これから本格的な夏に向かいます。作業している岩泉町上有芸地域でも日中の気温が高くなりますが、湿気が少ないため朝晩は涼しく過ごしやすい地域でもあります。熊や害虫に気を付けながら、秋の本番(ホダ木搬出作業)に向けて頑張っていきたいと思います。

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