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今秋から原木シイタケ用ホダ木生産にチャレンジ!!

掲載日:2016年9月6日

「原木シイタケ」は伐採し枯れた丸太に菌種を植え付けシイタケを栽培する方法です。
この丸太のことを「ホダ木」と呼びます。

東日本大震災に伴う原発事故の影響で、福島・宮城県では自県でのホダ木生産は全くできていないため、隣県や遠く九州からホダ木を仕入れている状況です。 さらに、熊本・大分県を中心とした熊本地震の発生や、ホダ木生産者の人材不足も伴い全国的のホダ木が不足し、値段も高騰しています。

フォレストサイクル元樹の新たな事業として、原木シイタケ用ホダ木の生産にチャレンジします。


計画しているのは岩手県岩泉町中心地より20数Km奥に入った地域の約170haの森林です。
森林の約9割が雑木(広葉樹)で、山主の急逝により後継者がいなくなった森林を、私たちフォレストサイクル元樹がホダ木を生産しながら管理していく予定です。
30年以上にわたり夫婦二人でホダ木生産や山の手入れをしてきた山で、松茸や天然舞茸、山菜などの資源も多く眠っている森林です。
先日、現地を訪れて山の状況を確認し、各種役所で必要書類の確認や今後の相談をしました。

まずは試験的に今年の10月から現地に一定期間入り、下記の課題を検証しながら、まずは2,000〜3,000本のホダ木を出荷する予定です。

【課題】
・伐採〜搬出までの作業工程の確認
・各作業の難易度
・事業としての採算

その後は年に複数回、一定期間現地に入り「保育〜伐採〜搬出」の作業を実施して年間10,000本のホダ木出荷を目標に継続する計画です。

今後、フォレストサイクル元樹が山を管理しながら利益配分ができるような施行を目指すとともに、後継者育成にも力を入れ、将来的にはホダ木生産の一大拠点を目指してチャンレンジしていきます。

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